巨大な龍が祀られている九頭龍伝説の地、関山神社  

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北国街道関山宿にあるこの神社は明治時代までは関山法蔵院がありましたが、廃仏毀釈により廃寺となって関山宝蔵院庭園として残っています。この関山神社には九頭龍伝説が伝わっています。

  

正面には妙高山があり妙高山信仰の庭園となっています。

  

そもそも九頭龍伝説とは?!

  

関山神社 九頭龍伝説とは

  

ヤマタノオロチが九頭龍に転生して、瀬織津姫に復讐するために善知鳥(うとう)神社(青森県)に身を潜めていました

  

  

しかし、沖津島姫に切りつけられたため、能生の白山神社、戸隠山へと逃げましたが、遂に戸隠山で討ち取られ、九頭龍社に祀られたと伝わっています

            

戸隠山(戸隠神社)、関山神社、能生白山神社の住所

  

戸隠山(神社)が九頭龍の頭  長野県長野市戸隠3690

  

関山神社がお腹  新潟県妙高市関山4804

  

能生白山神社が尾  新潟県糸魚川市能生7239

  

巨大な龍がそれぞれに祀られていると伝わっています

    

戸隠神社奥社 九頭龍社

   

九頭龍の頭が戸隠神社

  

九頭龍の頭が祀られているといわれている戸隠山

  

左側が九頭龍社で御祭神は九頭龍大神、右側が戸隠神社の奥社で御祭神が天手力雄命です。

  

  

  

奥社 御祭神 天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)

  

戸隠し神社の御本社として、開運、心願成就、五穀豊穣、スポーツ必勝などに御神徳があるとされています

  

  

九頭龍社 御祭神 九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)

  

生命の源、水を司る雨乞いの神、虫歯の神、縁結びの神、心願成就のよりどころとされています

戸隠神社参拝のしおり

  

  

アクセス 

  

戸隠神社奥社 長野県長野市戸隠

  

バス JR長野駅から「戸隠高原行」 約1時間 戸隠奥社入口下車

  

 上信越自動車道 信濃ICから車で約30分(19km)

  

駐車場 有り

  

  

奥社参道入口から奥社まで徒歩で約40分です。

  

  

歩きやすい靴(スニーカー等)でないと途中のゴツゴツとした岩や階段を上るのが厳しいです。  

  

  

たまにヒールを履いた方とすれ違いますが、最後の奥社近くの岩階段のところはかなり難しいと思います。ちなみに5月くらいの奥社には雪が残っていますのでスニーカーでも滑ります。

     


自然崇拝の霊山妙高山の山岳信仰の地 関山神社

  

九頭龍のお腹が関山神社

    

関山神社の彫刻が見事で有名です。獅子、象、獏、麒麟がいるといわれています。 

        

    

関山の正面には妙高山があり、この山は須弥山(しゅみせん)とも呼ばれる霊山で、山頂には極楽西方浄土があると考えられていました。

      

↓ 妙高山です

  

  

妙高山の頂に妙高堂があり、阿弥陀三尊が祀られていましたが、神仏分離により現在は関山神社境内に移されています。

  

関山神社 御祭神 

  

  

国常立尊 聖観音菩薩(国内最古級)

  

伊弉冉命 十一面観音菩薩

  

素戔嗚尊 文殊菩薩

  

普段は見ることができない秘仏です

  

    

  

アクセス 

  

関山神社 新潟県妙高市関山4804 

  

電車 関山駅(えちごトキめき鉄道)から徒歩約22分(1.4km)

  

 上信越自動車道 妙高高原ICから車で10分(8.8km)

  

駐車場 有り

  

  

   


能生白山神社

   

九頭龍の尾が能生白山神社

  

能生白山神社の拝殿です。

    

  

本殿は拝殿の横の道を通って裏側にあります。見つけにくい場所にあるため通り過ぎる方も多いと思います。

    

左が本殿です。こちらの神社の裏山を「尾山」といいます。右が『蛇の口の水』です。ここは戸隠の九頭龍社から水脈が繋がっているとの伝承がある場所です。

  

  

毎年4月24日に春季大祭が行われ、ここで大祭の最後に奉納される舞楽「陵王の舞」は白山神社で最重要の舞とされています。

  

能生白山神社 御祭神 

  

奴奈川姫命 縁結び 安産 鉱山 海上安全 漁業の神様

  

伊佐奈岐命 縁結び 安産 恋愛成就 厄除け その他いろいろ

  

大己貴命(大国主命)縁結びの神様として有名

    

 

アダム
アダム

御祭神の*奴奈川姫命は高志国(福井県から新潟県一帯を治めていたといわれている女神様のことだよ)

    


      

この能生白山神社のすぐ近くに、海底にたまった火山噴出物(100万年前のフォッサマグナ)で出来た弁天岩があり、航海の安全の神である市杵島姫命が祀られています。

    

    

市杵島姫命

出生地は高天原とされ、宗像三神の中の一人で、スサノオノミコトが、口をすすいで吹き出した水から生まれたとされる女神様です

   

  

広島県にある厳島神社の名前の由来となっており、(斎き(いつき)祀る(まつる)島という意味)海の守護神として信仰されています

  

車で8号を走行していると、島に架かる赤い欄干の橋が見えますが、ここがパワースポットとして有名な能生の弁天岩です。通り過ぎる際は車の窓を開けると潮の香を楽しめます。

      

  

橋を渡って弁天岩の階段を上っていくと厳島神社があり、海運、漁業により富をもたらす神として知られ商売繁盛の御利益があるといわれています。    

       

  

弁天岩の祠

  

  

弁天岩は、火山灰や溶岩の破片からできた火山噴出物なので、とってもゴツゴツとしています。その岩を登っていくと小さな祠があり、そこから能生漁港、日本海を一望することができます。(その岩を登るには、スニーカーなどの靴がいいかもしれません)

  

能生白山神社へのアクセス 

  

能生白山神社 新潟県糸魚川市能生7239

  

電車

   

上越妙高駅(えちごトキめき鉄道・妙高はねうまライン 直江津行き)から直江津駅 約16分

   

直江津駅(えちごトキめき鉄道・日本海ひすいライン 糸魚川行)から能生駅 約30分

  

能生駅(えちごトキめき鉄道)から徒歩約22分(1.5km)

  

  

 北陸自動車道能生ICから車で5分

  

駐車場 有り(坂を上った所に有り)

    

  

弁天岩へのアクセス

  

弁天岩 新潟県糸魚川市大字能生

   

電車 

  

上越妙高駅(えちごトキめき鉄道・妙高はねうまライン 直江津行き)から直江津駅 約16分

  

直江津駅(えちごトキめき鉄道・日本海ひすいライン 糸魚川行)から能生駅 約30分 

  

能生駅から徒歩25分(1.8キロ)

   

北陸自動車道能生ICから5分

駐車場 有り

      

   

アダム
アダム

以上、九頭龍伝説がある3つの神社だよ~