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新潟県出雲崎町にある『天空の鳥居 出雲崎 石井(いわい)神社』は、知る人ぞ知るスポットです。空に向かって伸びるその鳥居は神聖な雰囲気を漂わせ、地元の方達にとって特別な場所として親しまれています。この記事では、この美しい神社の魅力をご紹介したいと思います。
出雲崎町の名前の由来は神話の時代までさかのぼります。大国主命が佐渡を平治するため出雲崎の地に長く留まっていた際に『ここは重要な港だ』といって、大国主命が生まれ育った出雲に地形が似ていたので『出雲崎』と名付けたとの伝承があります。
大国主命が佐渡を平治しようとしましたが、佐渡に渡るための船がありませんでした。そこで石の井戸の水を汲んで撒いたところ、一夜にして12株の大樹が茂ったそうです。そしてその木で船を造り、佐渡に渡ることができ無事平治することができたといわれています。12株の木の辺り(出雲崎井鼻)に宮を造り大国主命を祀っていたそうですが、その後現在の石井町に移され佐渡の材木を用いた社殿がつくられました。
出雲崎という地は、大国主命という神様の時代からの神秘的な伝承があり、この歴史を知っておくと訪れた際に旅が一層楽しくなると思います。
住吉神社は、石井神社へと向かう階段の入り口脇にあり、そこでまず参拝しようとしたら、今回もトカゲに出会いました。神社に行くとトカゲに出会う率って高いですよね。
こちらの住吉神社は石井神社の摂社で、御祭神は底筒男命、中筒男命、表筒男命です。もとは海上の岩に鎮座していたそうですが、現在地に移転したといわれています。
石井神社は美しい神社で、特にその『天空の鳥居』がおすすめスポットです。まず、鳥居を目指すには、長い階段を上らなければなりません。下から見るとすぐに上れそうですが、なかなか急な階段になっています。また階段の中腹程には損壊した箇所があるのでお気を付けください。しかし、階段を上りきると神社の本殿が見えてきて、達成感が得られます。上った先には息をのむような景色が広がっているので途中で休みながら無理せず上ってください。
そして、こちらが石井神社の鳥居から日本海を一望できる特別な場所です。風が通り抜ける気持ちが良い場所で、神社でゆったりとした時間を過ごすことができるため、精神的な癒しを求める方には特にお勧めのスポットです。
住所 新潟県三島郡出雲崎町米田 石井神社
御祭神 大国主命
アクセス 北陸自動車道『西山IC』から18分(約15km)
駐車場 良寛堂の裏側(国道402号線沿いにあります)
良寛堂の前ではなくて、裏(海の方)に駐車場があるよ~
石井神社の周辺にはたくさんの魅力的な観光スポットがあります。例えば出雲崎町は*良寛ゆかりの地として知られ、近くには良寛堂(良寛さんの生誕地)もあり、また、詩人・歌人・書家としても知られており良寛記念館ではその作品を鑑賞することもできます。
*良寛 江戸時代後期の僧侶で江戸時代を代表する禅僧
出雲崎町の名主の長男として生まれますが、18歳のときに尼瀬光照寺で出家しました。争いごとを好まず嘘をつくことができない性格であったといわれ、欲がなく心が清らかで物事に執着しないといった人柄から多くの人に信頼されたと伝わっています
良寛堂
住所 新潟県三島郡出雲崎町大字石井町60-乙
アクセス 北陸自動車道『西山IC』から18分
駐車場 良寛堂の裏側
良寛記念館
住所
新潟県三島郡出雲崎町米田1
開館時間
9時~17時
休館日
休館日なし(4月~10月)
水曜日(11月~3月)祝日の場合は翌日
12月29日~1月3日
電話番号 0258-78-2370
アクセス
車 北陸自動車道『西山IC』から18分
良寛堂から徒歩6分という場所にあり、磯遊びやピクニック、釣りも楽しめるスポットです。
いずもざき海遊広場
住所 新潟県三島郡出雲崎町羽黒町200
駐車場 有り
良寛堂から歩いてすぐの場所には美しい海岸線が広がっていて、自然を満喫できる場所がたくさんあります。出雲崎を訪れる際にはぜひ石井神社だけでなく、歴史的な背景を感じながら観光スポットを巡る旅も面白いと思います。友人や家族と楽しい思い出をつくるのにも、インスタ映えする写真を撮る旅にもオススメのスポットです。そんな素敵な出雲崎をふらっと訪れてみてはいかがでしょうか。